早稲田大学

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早稲田大学

創立年
1882年(明治15年)

学生数
4万7千人

男女比
65:35

 早稲田大学は慶應大学と並んで「私大の雄」と評される難関校です。
大隈重信が設立した東京専門学校が前身です。東京専門学校はイギリス流の政治や法律を学ぶ学校だったので、現在でも早稲田大学では政治経済学部と法学部が早稲田を象徴する看板学部になっています。
 学生数は日大に次いで二番目に多く、非常に大きな学校なのでサークル活動も盛んです。全体的に元気で活発なイメージです。

教育学部

傾向
 記述問題が多めで選択問題は少なめ、論述問題こそないもののデータ(グラフ)読み取り問題や並べ替え問題など、あの手この手で受験生の弱点を突いてくるような、難易度の高い問題が出題されます。
 分野としては特に偏りは無さそうです。時事問題の出題もあります。

対策
 満遍なく様々な問題に対応できるようにしなくてはなりません。なので知識の蓄積も大事ですが、傾向は学部ごとに違いますが早稲田の他の学部や、他大学の問題も含めてたくさんの問題をこなしていくのがよいと思います。他大学でおすすめなのは中央と立命館です。


人間科学部

傾向
 全問マーク式ですが、甘くみてはいけません。選択肢は紛らわしいものが多く、混乱させられます。どんな教科書、参考書を調べてもわからないような「悪問」も多数出題されますが、取れるところでとっておけば合格圏内まで到達できます。
 分野としては環境や人権について問う問題の出題が目立ちますが、政治・経済・国際問題など幅広く出題されます。

対策
 環境分野と人権問題については念入りに対策しましょう。人権問題については関連する国際条約や国際紛争についてもしっかりおさえておく必要がありそうです。
 時事問題の出題も他学部や他大学と比べても多いので朝日キーワードなどで対策するのもいいでしょう。ただしその年に起きた事件を直接聞くような問題は少なく、代わりにその最新の事件に関する事柄で数年前に起きたようなこと(COP15と京都議定書のような関係)をよく聞いてくるので、そのあたりの対策もしっかりしておきましょう。